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自立支援プログラム TEACCH

TEACCHプログラムとは?

TEACCH≪自閉症とその関連する領域にあるコミュニケーション障害の子どもたちの治療と教育≫は、アメリカノースカロライナ州立大学を基盤になされている自閉症とその家族、関係者(教師やグループホームなどの支援者等)を対象にする包括的プログラムです。
TEACCHの目的は、自閉症の人が社会の中で有意義に暮らし、できるだけ自立した行動をできるように支援することにあります。
自閉症を正しく理解し、自閉症特性に配慮した教育や支援を行うことで、誰でも今より自閉症の支援を適切にできるようになります。自閉症の特性は、世界共通です。TEACCHプログラムは、自閉症の援助プログラムとして、日本でもさまざまな実践がされています。

TEACCHの基本理念

  • 理論ではなく、観察から自閉症の特性を理解する
  • 親と専門家の協力
  • 治癒ではなく、自分らしく地域の中で生きていけることがゴールである
  • 個別に正確な評価を行う
  • 構造化された指導法を利用する
  • 認知理論と行動理論を重視する
  • スキルを伸ばすと共に弱点を認める
  • ジェネラリスト(自閉症に関わる人は、自閉症を取り巻くあらゆる問題に精通していなければならないという考え方)であること
  • 生涯にわたり、地域に根差した生活を送る

あおぞら・グループホーム・日中活動支援センターでの取り組み

あたりまえの生活を目指そう!

生活の場と、日中活動の場を分ける。

  • 施設部 : 生活棟と作業棟
  • 地域部 : グループホームと日中活動支援センター

これに伴い、生活支援と作業支援を行う支援員が分かれています。基本的には、生活支援の支援員が、作業に関する支援を行うことはありません。
物理的にだけでなく、人的にも活動内容と一致できるように配慮しています。

構造化を取り入れる

自閉症は、一般に聴いて理解するより、見て理解する方が得意だといわれています。構造化とは、個々の特性を理解した上で、その人が理解しやすい環境をつくる工夫・方法です。

何を、どれくらいの量やるのか、いつ終わるのか、終わって次に何をするのかが分かりやすくなるように工夫しています。林檎の里では、主に作業場面で多く使われています。


作業場所


居室

トイレでの構造化 1回に使う量が分からない方の提示方法です。1回分ずつ分けてセットしておくことで、トイレットペーパ-の使いすぎがなくなりました。

1日のスケジュールを居室に提示 写真・絵カードを使用して、1日のスケジュールを居室に提示しています。 日課に変更があっても、スケジュールを変更することで受け入れがスムーズになりました。

絵や文字、写真などで要求をわかりやすく Aさんがよく要求する物や活動を写真や絵にして、1つの袋にまとめて入れておきます。要求がある場合は、そこから必要なカードを取り出して支援員に見せます。支援員は見せられたカードの物を用意して渡します。 どの支援員にも意思が伝わることの大切さ、Aさんの要求が分かることの大切さを実感しました。(Aさんは、絵・写真・特定の文字の理解があります)

社会福祉法人 林檎の里
長野県上水内郡飯綱町大字芋川6013-6
Tel. 026-253-1299  Fax. 026-253-5122